
日本では肢体不自由、知的障害、情緒障害などの養護教育は盛んに行われています。ロシナンテス本部である北九州では養護教育は大変歴史のあるもので、教育現場と医療現場が連携しながら養護教育を推し進めています。

もちろん、スーダンでも障害児はいます。今回、障害児を持つスーダン人の小児科医からスーダンでの養護教育を充実させたいので協力して欲しいとの依頼を受けました。そこで、この先生を含む2名の障害児教育に関心のあるスーダンの小児科医を北九州にお呼びして、視察してもらうことにしました。
期間:平成18年12月3日から12月10日
・ 北九州市立総合療育センター
・ 北九州市立養護教育センター
・ 北九州市立北九州養護学校(肢体不自由養護学校)
・ 北九州市立小倉南養護学校(知的障害養護学校)
・ 北九州市立企救養護学校(病弱養護学校)
・ 北九州市立中島小学校(情緒障害通級指導教室、知的障害養護学級)
・ 北九州市立三郎丸小学校(すみれ教室)
・ 北九州市立中原小学校(たんぽぽ教室)
上記の施設を視察したほか、北九州市長表敬訪問、私の末娘の通う保育園の生活発表会も出席していただきました。
そして、12月9日には北九州男女共同参画センター「ムーブ」で私の講演会にもゲスト出演してもらいました。
日本滞在中は、私の実家にホームステイしてもらいました。ご飯に味噌汁などの日本食を食べていただくとともに、ふとんで休んでもらいました。日本の文化を楽しんでもらいました。
平成19年の年明け早々にスーダンの養護学校(昨年から始動しています)を訪問しました。北九州の三郎丸小学校のすみれ教室の生徒さん達から頂いた手紙や折り紙をスーダンの子供たちに渡しました。そして、特別に折り紙教室を開き、紙ひこうきを作って、飛ばしました。スーダンの子供たちもとても喜んでいました。

今回の視察では、スーダンの医師たちの研修になっただけでなく、日本の子供たちにも世界を知る良い機会になったと思います。さらに、スーダンの子供たちにも日本の子供たちのメッセージを届けることが出来、本当に良かったと思っています。

今後もこのような草の根的な交流を行いたいと思っております。
今回のプロジェクトはいろいろな方の協力で行われました。末吉北九州市長をはじめ、総合療育センターの佐伯先生、養護教育センターの喜田先生、視察を受け入れてくださった各学校の先生方、資金的な援助をしてくださったJICA九州、そして今回の視察に協力してくれた多くの子供たちに感謝の意を表します。