スポーツ事業 活動報告
初日は、休養後、午後から練習を行いました。
バスでの送り迎えは時間通りにはやってきません。
しかも、相変わらず音楽大音量です。
練習に行く雰囲気ではなく、これではピクニックにでも行く雰囲気です。
気候も涼しくスーダンと違い緑が豊かなナイロビですから、ピクニックでもしたいところですが、そうはいきません。なるべく音量を下げるように命じます。
グランドにつくと芝のグランドというよりも、雑草のグランドですが、皆文句を言わず練習しました。
ホテルに戻り、夕食を済ませ、その日の疲れを取ろうと、選手それぞれ眠りにつきます。
部屋に帰ると10時過ぎころから、どこからか「ドン、ドン、ドン」と重低音の音楽が聞こえてくるではないですか。
このホテルはディスコが併設されてあり、早朝5時まで毎夜3日間、その音楽が止むことはありませんでした。
これも「This is Africa?」なのでしょう。
たしかに、ケニア人は音楽が大好きで試合前にもハーフタイムにも音楽をながしていましたが音量の調整をしてほしいものです。
幸い、選手達は翌朝も元気に過ごしており、疲れも取れたとのことで安心しました。
その日も午後から練習を行い、夕方宿に戻りました。
すると、何人かの選手が大騒ぎしています。
どうしたのか聞いてみると、部屋の鍵が壊されており、部屋が荒らされ、盗難にあっていたのです。
幸い盗難にあった選手は1人でしたが、チームから支給された遠征費が盗まれてしまい、かなり落ち込んでいました。のちにホテル側が支払ってくれたので彼は救われました。
こうして数々のアウェーの洗礼を受けて、試合前にも数々の戦いを済ませ、試合に臨むスーダンチームでした。
あとで、ケニア人と話しをすると、エジプトなど資金に余裕のあるチームは、
ケニア側が用意したこのホテルは使わず、自分たちで安全で選手が快適に泊まれるホテルに泊まるそうです。
我々はまだまだ、そこまでの余裕はありませんので、こういった戦いにも勝たなければなりません。(了)


