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スーダン情報
2. 母子保健
途上国における妊産婦の死亡率は非常に高く、日本の場合、1万件につき一人、それに対し、スーダンでは33件に一人の女性が命を落としています。途上国における妊産婦の死亡の原因の多くは、妊婦さんの栄養不足、出産時の不衛生な環境、医療サービスの欠如などです。途上国の多くの女性は妊娠や出産に関する適切な知識と情報が不足しているため、慢性的な栄養不足に陥りがちで、検診を受けていないために出産予定日を知らないことも少なくはありません。また、病院で出産すると経済的な負担も大きいためほとんどの場合が自宅出産です。不衛生な環境の中での出産は非常に危険で、感染症などにより命を落としてしまいます。
村の女性たちが安全な環境で元気な子どもを出産できるよう、ロシナンテスでは母子保健に取り組んでいます。女性たちに正しい知識を身につけてもらうことで、自ら検診に足を運び、病院での出産を選択してもらえるよう、啓蒙活動をしています。
地道な活動ではありますが、この村の診療所ではじめての出産がありました。母親自らが「お金がかかってもいいから病院で子どもを出産したい」と希望したのです。一人でも多くの母親と子どもたちの笑顔を守っていくために、啓蒙活動を中心に進めて行きたいと思います。
※聖マリア病院の矢野和美先生(JICAのNGO技術者支援制度を利用)、同病院の野口洋美看護師(福岡県の国際協力助成金制度を利用)の二名にご協力頂きました。


