「ロシナンテお料理会」を開催しました
いつもロシナンテスを応援いただき誠にありがとうございます。
ロシナンテスでは、職員やご支援者の皆さま同士の交流を目的として様々なイベントを開催しています。
今回は、5月17日に北九州市で開催した「ロシナンテお料理会」の様子をご報告いたします!
身近な食文化を通してアフリカを体験
「ロシナンテお料理会」は、ご支援者の皆さまと一緒にアフリカ料理づくりに挑戦するイベントです。
ロシナンテスでは、アフリカ、特にスーダンやザンビアについて、より身近に感じていただけるよう、YouTubeやブログなどで様々な情報発信をしています。その中でも、食文化に関するコンテンツは特に好評をいただいているもののひとつです。
そこで「動画を見るだけでなく、実際に体験できるイベントがあれば、もっとアフリカの文化を楽しく身近に感じていただけるでは?」というアイデアから、初めての試みとしてお料理会を開催することになりました。

ザンビアに出張した職員が、現地スタッフに教えてもらうが…
イベントではロシナンテスが活動するザンビアの料理を作ります。3月に職員がザンビアに出張した際、現地スタッフにザンビア料理の作り方を教えてもらいました。

ザンビア料理は、工程や味付けがシンプルなものが多いのですが、いざ日本で再現しようとすると、色々な難しさがありました。
- 主食である「シマ」は、とうもろこし粉を練って作るのですが、混ぜる作業がかなりの重労働!
- 美味しかったカボチャの葉は、日本では手に入らず(季節的にもない)、調達できない…
- 肉料理の味も、日本の油ではなぜか現地のような風味が出ない…。
など、想像していたより、日本で再現することの難しさを感じました。
今回は、カボチャの葉はほうれん草で代用し、油はココナッツオイルを使ってみることにしました。果たしてはうまくできるのか…職員一同少々どきどきしながら、当日を迎えました。
シマづくりに奮闘…そして皆さまのおかげで、美味しく完成!
当日は5名の方にご参加いただき、主食のシマに加え、鶏肉の煮込み、オクラ、ほうれん草炒めを作りました。まずはおかずの3品をつくり、最後に一番の難関の主食シマに挑戦します。

シマの調理の前には、現地で撮影した動画を見ていただき、作り方をイメージしてから取り組みました。



不安だったシマですが、ご参加いただいた皆さまの手際のよさのおかげで、現地の味にとても近い仕上がりになりました!

試食では、現地と同じように素手でシマを握り、おかずをのせていただきました。どの料理もとても美味しくでき、大変好評でした。

ご参加者からは、こんな声が寄せられました。
- ほかの参加者の支援のきっかけや想いを聞けてよかったです。料理を通じて楽しく交流できたのがうれしかったです
- 手間のかかる主食なのに、シンプルなシマに対しての愛が深いと感じました。みんなで一緒に試行錯誤しながら作った時間が印象的でした
- スタッフの方が終始笑顔で接してくださったのが印象的でした。現地の写真も見せていただき、雰囲気を感じられてよかったです
料理のプロではない職員のレクチャーは、だいぶおぼつかなかったかもしれませんが(笑)、皆さまに楽しんでいただけて何よりでした。むしろ、職員の方が楽しんでいたかもしれません…!
次回の支援者限定イベントは秋ごろを予定しています
これからも、このような少人数での交流イベントを開催していきたいと思っています。本ブログをご覧いただきご関心をお寄せくださった方は、ぜひ次回ご参加いただければうれしいです。また、他の地域での開催も検討していきたいと思いますので、北九州、東京以外の地域で開催をご希望される方はぜひご連絡ください。