名前を見れば「生まれた状況」がわかる?ロシナンテス・インターンが見たザンビアの文化
はじめまして!12月からロシナンテスのインターンをしている廣幡です。
今回はザンビアの人々の名前についてまとめてみました。

ザンビアには73の言語があり、公用語の英語とは異なる独自の響きと意味を持つ名前が大切にされています。名付けは、日本人が漢字の画数や意味を調べるのと同じように、現地の人々にとっても非常に大きな意味を持つ行事です。
私もボランティア先のクリニックで、看護師の方に「Lungowe ルンゴーウェ」(可愛い子)というロジ語の現地名をつけてもらいました。最初、「Sebesoセベッソ」はどうかなと言われたのですが、2人で意味を調べると「おもちゃ」でした笑 やっぱり違う名前にしよう!ということで、スタッフのみんなが色々とインターネットで調べて、真剣に選んでくれたことがすごく印象に残っています。(あとで知ったのですが、Sebesoには「光」という意味もあったそうです。)

私が訪れたビクトリアの滝の近くにある街、リビングストンではロジ(Lozi)の他に、トンガ(Tonga)、ニャンジャ(Nyanja)、ベンバ(Bemba)の言語が主に話されていました。トンガ語を話す人も多かったので、今回はクリニックの看護師さんに行ったインタビューを元に、トンガの名前についてまとめてみました。
そもそもザンビアの人の名前ってどんな感じ?
ザンビアの人の名前は、「名前➕ミドルネーム➕名字」で構成されることが多いです。日本では「名前➕名字」ですよね。ミドルネームがあるのは西洋からの影響もあったのかもしれません。(*ミドルネームがなかったり、部族によっては名前と名字の順番が逆になっていたりする場合もあるので、個人差があります。)

名字で部族がわかる?
ザンビアの名字は基本的に現地語です。そのため、名字で出身部族が大体わかります。それぞれの部族が違う言語を話すので、これはある意味、当然のことかもしれません。
・トンガの名字はMweemba ムウェンバ、Mwoongaムオーンガなど母音を2回繰り返す場合が多いそうです。同じトンガの部族内に限らず、別の部族(たとえば、ベンバの人)と結婚することもできます。なので、お父さんとお母さんが違う部族の出身の場合、親同士が相談した上で子供にどちらの部族の名字を名乗ってもらうか決めるそうです。それ以外の場合は、基本的に父方の名前をもらうことが多いそうです。
・部族の中の名前は、部族の中の地位を表す名前というよりは、「田中」「佐々木」というように昔から受け継がれている名前が多いようです。地位を表すというより、家に結びついた名前という点では日本の名前に似ていると感じました。
自分だったらどんなニックネームがほしいですか?
日本でいう名前はファーストネームですが、ザンビアでは西洋と同じようにファーストネームとミドルネームが存在します。英語名、現地語の名前の2パターンがあります。
「現地語のファーストネーム➕現地語のミドルネーム」
「現地語のファーストネーム➕英語のミドルネーム」
「英語のファーストネーム➕現地語のミドルネーム」
「英語のファーストネーム➕英語のミドルネーム」
➡️英語のファーストネーム/ミドルネーム
90%以上がキリスト教徒のザンビアでは、聖書から名前をもらってつけることも一般的です。一方、ルサカなどの首都ではprettyやlovelyといったキラキラネームが流行っているそうです。

➡️トンガのファーストネーム/ミドルネーム
トンガの名前を調べて気づいたことは、ザンビアにも日本の「太郎」「次郎」的な名前があること。あとは、雨季に生まれてきた子につける名前や、生まれてきた時の状況、親の感謝などいろいろな想いで子供を名づけているということでした。現地語の名前の意味をみんながわかっているわけではありません。その都度インターネットなどで調べて良い名前を探すというのは万国共通のようです。

少し長くなってしまいましたが、ザンビアの名前ブログ、ここまでお読みいただきありがとうございました。次回はtraditional healer についての記事を執筆予定です!

