特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

ロシナンテスからの活動情報をご案内します。

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スタッフブログ2019.02.18

【アルタイブ 茜】最近ホットなカフェレストラン

皆さまサラームアレイコン!スーダン事務所の茜です。

最近のスーダン、特に首都のハルツームは、高層ビルや建物の建設ラッシュです。またここ数年は、新しい飲食店のオープンも相次いでいます。

そこで今日は、ハルツームの中でも一番注目されているカフェレストランをご紹介したいと思います。

じゃん!ハルツーム空港の近くにできたお店、「Atmosphere(アトモスフィア)」です。

とても開放的なオープンカフェで、涼しい今の時期はとても気持ちがいいです。(夜の写真ではあまり伝わりませんね…すみません)

店内に入ってすぐのショーケースには、沢山のパンやケーキが並べられています。

ザ・アフリカ!なスーダンを想像されている方はもしかするとショックを受けるかもしれません。(笑)

スーダンの若者たちや家族づれ、駐在している外国人などが食事やお茶に訪れ、週末は特にいつも賑わっています。人気メニューはステーキやサラダ、デザートではチーズケーキやアイスです。

店内もおしゃれに装飾されており、名前の通りすごく雰囲気(Atmosphere)の良いお店です。

ただやはり、こうした新しくておしゃれな場所は、外国人やスーダンの中でも裕福層の方が利用することが多いため、値段もスーダンの物価にすれば高く感じます。なので、私もしょっちゅう行ける訳ではないのが残念なところです。(笑)

あーーあ、久しぶりに行きたいなぁ♪

スタッフブログ2019.01.21

【堺 遥】子どもたちの成長を見守る 栄養改善事業

こんにちは、ロシナンテス事業担当の堺です。
普段は東京事務所に勤務しているのですが、昨年12月にスーダンへ出張してきました。
進捗を確認するために視察した複数の事業の中から、今日は国連WFP(世界食糧計画)と現地NGOのSIDO(「サイドウ」)と共に行っている栄養改善事業の様子をご紹介します。栄養改善事業の概要については、現在スーダンに駐在中の寺田がブログでご説明していますので、そちらもぜひご覧ください。

ロシナンテスは、WFPやSIDOと協力し、北コルドファン州の7つの診療所で「Targeted Supplementary Food Program(TSFP)」という栄養改善事業を行っています。診療所内の複数の部屋でそれぞれ通常の診察や検査などが行われる中、私たちも一室を使って栄養改善事業を行っており、その場所は「TSFPセンター」と呼ばれます。私たちが訪ねたTSFPセンターでは、普段は1日に6人程度、多い日には20人程度が診察を受けるのですが、私たちの視察中には3人の子どもがセンターを訪れました。

栄養改善事業に携わるWFP職員やTSFPセンターのスタッフと

TSFPセンターでは、身長・体重・二の腕の太さを主な指標として母子の栄養状態を判定し、栄養不良の程度に応じて、栄養補助剤の支給や栄養に関するアドバイスを行います。栄養不良が認められた母子に対しては、栄養状態が「正常」と判定されるまで毎月TSFPセンターで診察を受けることを勧めます。

この日の受診者の一人めは、1歳8か月の女の子とその母親。
今回は2回目の受診です。この日はTSFPセンターで診察を受ける日ではありませんでしたが、予防接種のために診療所に来たのでTSFPセンターにも立ち寄ったのだそう。1週間後に診察日を控えていたので、この日は診察を行わず、母親がスタッフと栄養に関する話をして帰っていきました。TSFPセンターは母親にとって気軽に立ち寄れる身近な存在なのだなと思いました。

二人めは、今回初めて受診した1歳前後の男の子とその母親。
初めて診察を受ける子どもに関しては、名前など基本的な情報を登録します。
栄養状態を簡易的に判定できるカラフルな巻き尺で二の腕の太さを測定した後、体重と身長を測定。体重は部屋のドアにつるした吊りばかりで測ります。また、2歳未満の子どもの身長は、子どもを横に寝かせ、スタッフの一人が頭を、もう一人が足をおさえて測ります。測定の結果、この男の子は至急栄養補助を行う必要はないと判断され、今後経過を見守ることになりました。次回の診察は1ヶ月後です。

三人めは、生後6か月未満の男の子。
こちらも今回が初めての受診です。一緒に訪れた母親は耳が聞こえないため、スタッフとのやりとりは男の子の祖母が行いました。母親にとって初めての出産でしたが、この家族は医療施設から離れた場所に住んでいるため、医者に診てもらうことなく出産したのだそう。医療が届いていない現実がそこにはありました。
この男の子は、最近食欲がなくミルクを飲まないとのことで受診したのですが、二の腕の太さ、身長、体重を測定した結果すべて正常で、TSFPセンターで行える処置はありませんでした。スタッフから祖母へ、イラスト付きの冊子を見せながら授乳方法を説明した上で、医者に診せるよう勧めて診察を終えました。

今回の視察を通し、子どもたちの栄養不足や医療を受けられない人々の存在をあらためて認識しました。一方で、栄養改善事業が母親の支えになっている側面も見ることができました。今後も、事業パートナーと協力してより多くの人に医療を届けていきたいと思います。

スタッフブログ2018.12.27

【宮崎 理恵】道中で動物たちに遭遇!

こんにちは、ロシナンテス事業担当の宮崎理恵です。

先日スーダン出張で、北コルドファン州を訪れました。北コルドファン州は、ロシナンテスがWFPと協働で栄養改善事業を行っている地域です。

事務所のあるハルツームから車で約5時間半。その道中、車から見えるのはたくさんの動物たち…!

アニマルマーケット/何キロにもわたって、たくさんの動物が売買されています

ドライバーのイスマット曰く、「近くにアニマルマーケットがある」とのこと。スーダンでは、農業に従事する人も多いのですが、同時に、羊やヤギ、ラクダなどの家畜を育て、売買する畜産業を営む人も多いのです。

スーダン国民の約8割は、農業または畜産業、もしくは両方に従事しており、その中でも特に羊、ヤギ、ラクダ、牛が多く飼育されています。

その後、オフロードを車で走っていると、移動中のラクダたちにも出会いました。


挨拶をすると手を振ってくれました

牛の行列にも遭遇

たくさんの動物を引き連れて砂漠を進んでいくのは、スーダン人にとって大切な仕事です。

家畜を放牧し、草を食べさせ、水を飲ませ、育ててマーケットで売買し、それを貴重な収入源としています。

ロシナンテスも給水施設を建設する際は、動物たちが水を飲めるように、動物用のたらい(Basin)も一緒に設置します。

アルテケラット村の井戸のBasin

 

砂漠の給水施設は人間の命だけではなく、砂漠での動物たちの命と、畜産業を営む人々とその家族の生活をも支えています。

スタッフブログ2018.12.27

【小川和泉】入職のご挨拶

こんにちは。2018年11月にロシナンテスに入職しました、小川和泉と申します。入職前は、医療機器メーカーに勤務し、アフリカ市場開拓の業務を担当しておりました。国際協力の分野は初めてですが、皆さまからの大切な想いとご支援を、スーダンの地で形にしていけるよう努めてまいります。よろしくお願い致します。

私のこれまでのキャリアにおけるキーワードは、「アフリカ」と「医療」です。

初めての「アフリカ」との出会いは、8年前にさかのぼります。大学時代にアフリカ経済のゼミに所属しており、「いつかは途上国の人に貢献できる仕事がしたい」と漠然と思っていました。留学や旅行経験もなく、そもそも海外の事情について知識がなかった私は、先ずは自分の目で現場を見て学びたいと思い、ウガンダで3週間のボランティアに参加。それは、ウガンダのエイズ孤児のための学校建設作業とエイズ啓発を行うものでした。現地では、エイズの患者さんのご自宅でお話を伺ったり、また、エイズが原因で親を失った子どもたちと接したりする機会がありました。その中で、経済的な貧しさに起因する様々な背景により、多くの尊い生命が失われている現実を目の当たりにしました。この現実を見てきた自分だからこそ、将来できることを考え、行動する責任があると、学生ながらに強く感じました。

続いて、「医療」についてです。私は医療従事者ではなく、文系出身の人間です。そんな私が「医療」に関心を持ったのは、大学時代に大きな交通事故に遭った経験からでした。当時原付バイクに乗っており、自動車による追突事故で、腰の骨折と全身打撲。顔の大半は傷とアザで悲惨な状態となりました。医師からは「頭の打ち所が悪ければ、助からなかったかもしれない」と告げられました。それがちょうど就職活動中だったこともあり、守られた生命だからこそ、人の生命や健康に関わる仕事をすることで、恩返しをしたいと思うようになりました。そしてその恩返しの場所が、学生時代に縁した「アフリカ」なのかもしれないと思ったのです。

大学卒業後は医療機器メーカーに入社し、日本国内での営業を経て、欧州法人に駐在。アフリカ事業のセールスマーケティング担当として、ビジネスの拡大を通じてアフリカの医療に貢献できるように努めました。業務の半分は出張で、アフリカ13か国を訪問。その中で、一番印象に残った国がスーダンでした。50度近くにもなる猛烈な暑さ、アラブの独自の雰囲気など、他のアフリカ諸国では感じたことのない新鮮さがありました。このスーダン出張中に、仕事でロシナンテスと出会い、「いつかはこの地で、ロシナンテスの一員となって仕事ができたら…」と思い始めたのです。

この出会いをきっかけに、ビジネスのターゲットとなりやすい各国の都市部のみならず、地方の医療について関心を持つようになり、病院も診療所もインフラさえも整っていない地域で何が求められているのかを真剣に考えるようになりました。そして、このような地域に暮らす、ごく普通の人たちにアプローチできるような仕事に挑戦したいと思い、ロシナンテスへの入職を決意するに至りました。

今までお世話になってきた方々への感謝の思いと自身の原点を大切に、これからスーダンで出会う目の前の一人のために、微力ながら尽力させていただきたいと思います。これから、どうぞよろしくお願い致します。

前職でのザンビア出張時に、NGOの活動地を訪問。現地の方の素敵なダンスと歌で歓迎していただきました。(撮影/公益財団法人ジョイセフ)

スタッフブログ2018.12.20

【宮崎 理恵】スーダンの人々の愛がこもった看板をお披露目

先日スーダン出張から戻りました、宮崎理恵です。スーダン出張中に、アルハムダ村の診療所の看板にロシナンテスのロゴを貼りつけに行ってきました。

診療所が完成してから大分たつのにどういうこと?と思われたと思います。

診療所の完成後、保健省が立派な看板を制作してくれたのですが、

今回問題になった看板

ロシナンテスのロゴが抜けており、それに後から気がついた保健省の皆さんが「大変だ!ロシナンテスのロゴがない!」と言いだしたことから始まりました。

ご支援くださった方々のお名前はきちんと正面の一番目立つところに設置してもらっていたので、

診療所の正面

ロシナンテスとしては看板にロゴがなくてもまったく問題ないよ、という話をしたのですが、保健省の皆さんからは「ドナーのロゴがないなんてだめだ!」との主張が。気持ちはうれしいけれど、看板を作り直すのにはまた大きな費用が掛かるしどうするか、と色々相談した結果、今ある看板にロゴを追加するということで落ち着いたのでした。そこからもまた紆余曲折あり、かなり時間がかかりましたが、先日やっとロゴシールができあがった、と保健省から連絡があり、今回の出張に合わせて貼り付けに行くことになりました。

強度が心配だったので、接着剤を使用

保健省が用意してくれたロゴシールに、日本から持ち込んだ接着剤を塗り、設置済みの看板に貼りつけました。貼りつけ作業は巡回診療のドライバーで、今回も同行してくれたシェーさんが器用にこなしてくれました。

やり取りは色々と大変でしたし、建物の完成から2年もたってのタイミングではありますが、スーダンの人々の愛がこもった看板が改めて完成しました!

完成!