特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

ロシナンテスからの活動情報をご案内します。

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スタッフブログ2017.01.30

【アルタイブ 茜】巨大送迎トラック現る!

先日のアルセレリア小学校のエコバックに続き、
目を引いたのがこちら!

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『ドンッッッ! でか!!』

巨大トラックなのです。校庭の隅に止まると子供たちがぞろぞろ乗り込むじゃ~あ~りませんか!
聞くところによると遠い地域から来ている子供たちを地域ごとに降ろす送迎バスならぬ、
‟送迎トラック”だそうです。各家庭には送り届けることはできないけど。。。ってそりゃそうですよね。すごい人数を運んでおります。
首都のハルツームでは見ることの出来ない村落地方珍百景です。
10年以上スーダンに住んでいる私もこれにはびっくりしました。
これも村落地方生活の知恵。。。
今日も笑顔で皆頑張って~~~~♪

 
あかね@ハルツーム

スタッフブログ2017.01.26

【アルタイブ 茜】村で流行りの学生カバンを激写!

昨日村へ行った時の一コマです。
ロシナンテス巡回診療地域に建設されたアルセレリア診療所の向かいにある、
アルセレリア小学校へ久しぶりに足を運びました。
今回は素敵な発見がありました。

特に女の子に多かったのですが、エコバッグ?を持った生徒が多くいました。
村落地方ではカバンを買うお金がありませんので、試行錯誤して生み出した
通学バッグなのだと思います。

近くに行って見せてもらいました。
恥ずかしそうにお母さんと一緒に見せてくれました!!

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これは洗濯用洗剤の袋を再利用したバッグです。
お母さんが袋を切って両端に穴をあけひもを通して作ります。
この洗濯用洗剤の袋は非常に頑丈に出来ているのです。
元気な子供達にはピッタリな素材だと感心しました。

ちゃんと教科書サイズに合わせてお母さんは作っているのですね^^
ちょうど下校中に発見しましたがパッと見たところ
10人位の女子生徒が同じようなバッグを持っていました。
写真の緑の袋が多かったですが紫色もありました。
洗剤メーカーによって違うんですね。

母の愛と生活の知恵を感じた光景でした。
勉強も頑張れよ~~~~♪

あかね@ハルツーム

スタッフブログ2017.01.06

【渡邊 周介】スーダンで病院受診

アッサラームアライクム。(こんにちは。)
アラビア語を覚えようと思って全然実践できていない渡邊です。
さて、お肉の呪い?かどうかは定かではありませんが、年末年始の大切な時期に私は高熱を出して寝込んでしまいました。
下痢とともに38℃台の高熱がポーンと出て、その後はだんだん下がっていたので様子を見ていた(ここで年末年始の休みはほぼ終了)のですが、一週間が経った勤務初日の前日夜にまた38℃台。
これは腸チフスとか変な病気にかかったかな?(ビビリ)ということで翌日病院に行きました。
異国で熱が出るとさびしいものですが、スタッフに支えられ心強いです。

私立のRoyal Care International Hospitalという病院にかかりました。
で、話を聞いてとりあえず診察した医師の第一声は
「viral(ウイルス性)でしょう。念のため検査を」
というもの。
因みに私、一応医師ですが、医師が「viralでしょう」というときは、たいていそれは「大したことないよ、普通のかぜです」という意味です。たまに(というか結構多くの場合)患者さんが「え?ウイルス?怖いじゃん」となって混乱したりしますが、この辺、本来は医療者側がしっかり説明すべきことですよね。(と臨床経験のかなり少ない若輩者の脱線意見です。)
検査の結果も誰がどう見ても普通の感じで、「やっぱviral、よく休んでね」ということでそのまま帰宅となりました。
今日も順調に経過しているのでまぁそういうことなんだろうと思います。

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病院の感想を書きたいと思います。
因みに私が行った病院は、私立の病院で普通のスーダン人はいけません。私は海外駐在保険に入れている(感謝)ために行けているわけで、その目線で読んでいただけると幸いです。
医療レベルとしてはそこそこの水準だと感じました。あたった先生が良かったのかもしれませんが、診察、お話も丁寧で、説明も納得できるものでした。
多分日本の普通の病院にかかるより、まともな初診だと思います。聴診もちゃんと聞いている感じがしましたし。お腹の聴診はちょっと適当だったかな、と思うくらい。

一方で、途上国の首都にある私立病院、という視点で考えると、サービスの質はそこまで高くないと思います。
一応アラビア語、英語表記で看板がありますが、あまり分かりやすくはありませんし、こちらから声をかけないとスタッフが丁寧に教えてくれるということもありません。
英語のみでも受診はできるでしょうが、診察医含めて、英語のレベルは決して高いとは言えず、多分ネイティブだとストレスを感じるレベルです。
私はメディカルツーリズムの本場、タイの私立病院をいくつか見学したことがありますが、雲泥の差です。
診察のとき、検査のとき、といちいち料金を払わないといけないのもユーザー目線で練られているとは思えない点です。薬局は閉まってたし(在庫整理と張り紙がありました)。
文句ばっかり言っているように見えますが、ハルツームに住んでいる身としてはある程度、信用できる医療機関がそばにあるのはありがたいことだなと思います。
サービスの質のところで書いた点は日本の病院でも、全てほぼそのまま当てはまりますし、私自身はストレスをまったく感じていません。
ただ、これが産業になって外国人が先客万来みたいな感じになるかと言うと厳しいだろうな、とも思うわけです。
ちなみに私は医療を産業にした方がいい、という考えを持っているわけではないですが、この手の私立病院が存続し、拡大していくには産業にならないと厳しいだろうな~とも思います。
お金持ちというのはわがままなものなので。

何らかのウイルス?にやられて、ちょっと遅れてのスタートになってしまいましたが、今年も頑張りたいと思います!

スタッフブログ2016.11.30

【前田 謙】アルハムダ村に二棟目の診療所、完成間近!

こんにちは。インターンの前田 謙です。

いつもロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

皆さまもご存知の通り、昨年末より「土とレンガの診療所プロジェクト」と題し、
ワッドアブサーレ区での巡回診療地域内に3つの診療所を建設する計画を進めています。

さて今回は、完成を目前に控えたアルハムダ村診療所についてお伝えします。
(この診療所は一棟目のアルセレリア診療所に引き続き二棟目となります)

アルハムダ村の人口は村の周辺で生活するひとびとも含めて約5,000人。
現在私たちが巡回診療を行っている「ワッドアブサーレ区」の中でも
ちょうど真ん中あたりに位置しています。

この村に診療所を建設する理由は、
私たちの巡回診療地域の中で、2番目に大きい無医村であること、
そして、完成する診療所まで徒歩とロバでの行き来ができる住民が多いことが理由です。
また、医療スタッフについては、完成後に保健省が派遣してくれる契約となっています。

アルハムダ診療所も一棟目のアルセレリア診療所と同様の規模と環境を整備する予定で、
診察室・検査室・薬剤室に加え、3つの病室を備えるほか、
安定した電力の確保のために屋上にはソーラーパネルも設置します。

もちろん診療所建設には、現地住民の協力も欠かすことはできません。
皆さまからいただいた「支援」という想いが、
現地スーダンのひとたちの手によって「レンガ」に変わり、
いよいよ「診療所」としてカタチ作られようとしています。
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村の住民たちも今か今かとその日を待ち望んでいます。

最後になりましたが
この診療所建設も一重に、「レンガ基金」やREADYFORでのクラウドファンディングによる
皆さまからの多大なるご支援による賜物です。
ロシナンテススタッフ一同、改めまして深く御礼申し上げます。

スタッフブログ2016.11.28

【大庭亜美】熊本での活動報告 Vol.3

こんにちは。インターン生の大庭です。

熊本ブログの3回目となりました。
第1回目は「熊本の現状」。第2回目は「熊本の人」について。
最終回の今回は「熊本のこれから」について私が感じたことをお話します。

熊本地震が発生して、7ヶ月が経ちました。

“皆さんが最近で一番最後に、熊本地震の報道を見たのはいつですか?”

最近、日本各地で災害が相次いだこともあり、熊本地震の報道が少なくなってしまいましたよね。
どのチャンネルでも同じ熊本地震の情報が流れていた発災直後から、
たった7ヶ月で、パタリと報道がなくなってしまいました。

「テレビで見て思い出した」

何かきっかけがなければ、思い出すことは少ないのではないでしょうか。

一瞬、関心が高まっても、持続しないのが“災害”というものです。
「報道がなくなったから終わり…?」
決してそうではありません。

先日、私は久しぶりに熊本へ行ってきました。
発災直後、熊本市の災害ボランティアセンターが設置されていた場所では
イベントが開催されていました。

 
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【辛島公園前 5月4日の熊本市災害ボランティアセンター】

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【辛島公園前 11月20日の第11回熊本県畜産まつり】

一方で、まだ家にブルーシートがかかっていたり、重機が入って家の解体作業をしていたり、傾いていた家が全て取り壊されていたり…壊れたものの片付けが優先して作業されていました。
家や道路などは、目に見えるもの。物理的なもの。

「じゃあ、目に見えないものはどうなっているの…? 被災者の心の復興は?」

正直、心は目に見えるものではないので “復興” と言われても難しいです。
心はどのものさしを基準にして測ればいいのか、わかりません。
何を基準にして、「元気になった!」と言えるのでしょう。

そもそも、人によってものさしは違うのだと私は思います。

目に見えるものほど、手がつけやすく、目に見えないものほど、手をつけにくい。
だからこそ、人の心に寄り添う事が必要なのではないでしょうか。

そして、私がこれからの熊本復興に必要だと思う事、
それは「教訓を我が事にする」という事です。

今の熊本は、ようやく避難所が閉鎖し、避難している方が仮設に移動しています。
被災された方は、熊本地震を経験しているからこそ、これまで以上に自分の身を守るために備えをしていると思います。

しかし、災害は日本全国、どこでも起こり得ます。

そのために、災害の経験を未来に活かすことが必要なのではないでしょうか。
熊本地震を他人事だと思わず、自分の身にも起こりうることだと思って考えてみてください。

それが、熊本に寄り添うことでもあると、私は感じます。
熊本地震の復興はこれからが正念場。

一人一人の力は小さいかもしれませんが、それはロシナンテスの名前の由来のように
集まれば大きな力になるのです。

ロシナンテスでは、できる限り熊本の人たちに寄り添いながら一緒に手を取り合って
前へ進んでいこうと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。