コラム2023.02.21

皆さんのお財布の中にも！？日本でのザンビア探し

こんにちは。インターンの青木です。
突然ですがみなさん、アフリカ大陸南部に位置し、この国旗を持つ国はどこか分かりますか？

…答えはザンビアです！

ザンビアについて「聞いたことはあるけどよく知らない」という方が多いかもしれませんね。
このページでは読んでくださっているみなさんに日本で見つけられるザンビアをご紹介して行きたいと思います！

ザンビアってどんな国？

まずは簡単にザンビアの概要です。
ザンビアは日本の約２倍の面積があります。それに対し、人口は1,892万人と小規模です。
公用語は英語で、人口の8割がキリスト教徒です*1。

1人当たりのGDPは1,137ドルで、世界ランキングでは196か国中172位でした（日本は30位）*2。1964年10月24日にイギリスの植民地からザンビア共和国として独立しました。
（ちなみにこの日はちょうど東京オリンピックの最終日だったそうです！*3）

次に、日本で見つけられるザンビアについてです。

私たちの身の回りで一番身近に潜むザンビアは、10円玉です！　

鉱業はザンビアの主要産業で、特に銅とコバルトの産出が盛んだそうです。そして銅は輸出総額の7割以上を占めており、この銅が日本の10円玉にも使われているそうなんです*3。
普段私たちが何気なく使っている硬貨がザンビアと繋がっていたなんて、驚きですね。

次に、ザンビアコーヒーです。ザンビアコーヒーは生産量は多くないものの、その分質が高いんだそうです。フルーティーなだけでなくコクがある深みがある味わいだそう*4なので、見かけたらぜひ飲んでみてください！

日本国内ではそんなに出回っていないですが、通販サイトやスターバックスの一部の店舗で購入することができます*5。

次はチテンゲです。ザンビアではチテンゲと呼ばれるカラフルなプリント布がよく使われています。服、おんぶひも、頭に巻くターバンなどとして、主に女性が愛用しています。

そんなチテンゲを使った商品は、雑貨通販サイトなどで購入することができます。チテンゲを使った商品を扱っているサイトをいくつかご紹介させていただきます。

NATOTELAさん、Chipo Galleryさん、 maluwaさん
チテンゲ商品を使っていつものファッションにザンビアの彩りを加えてみませんか？

最後にご紹介するのは、東京2020パラリンピックにも出場した、ザンビア出身のアルビノの陸上選手です。モニカ・ムンガ選手は生まれつきアルビノで、差別を受けてきました。熱心に練習に取り組み、自身の走る姿を知ってもらうことでアルビノに対する差別をなくすことを願っています。

スポーツ庁の事業で来日し、日本で指導を受け、2019年にはドバイで行われた大会で優勝するなどの功績を残しています*6。

いかがでしたか？

みなさんの周りに今回ご紹介した、ザンビアと繋がっているものはありましたか？　ここでご紹介したもの以外に身の周りにあるザンビアを見つけたらぜひ教えてください！
これからもザンビアのものがより身近に増えていくと嬉しいですね。

参考文献

*1「ザンビア基礎データ」（外務省）　https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/zambia/data.html
*2「GDP per capita (current US$)」(World Bank) https://data.worldbank.org/indicator/NY.GDP.PCAP.CD
*3「『ザンビアってどんな国？』2分で学ぶ国際社会」（DIAMOND online） https://diamond.jp/articles/-/309414
*4「【高品質な豆】ザンビアのコーヒーとは？その特徴からおすすめまでご紹介」（コーヒー豆研究所）https://coffee.ooaks.co.jp/zambian-coffee#index_id1
*5「ザンビアコーヒーの特徴」（BUCKLE COFFEE）https://www.google.com/url?q=https://www.bucklecoffee.com/blog/?p%3D1568&sa=D&source=docs&ust=1676344351914689&usg=AOvVaw2hcxGLPTMILdP885-QgWXp
*6 「アルビノの人に勇気を」　差別なくす決意の走り…ザンビア出身・ムンガ（読売新聞オンライン）https://www.yomiuri.co.jp/olympic/paralympic2020/20210902-OYT1T50189/