特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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現地の文化生活2011.08.05

Teaching hospital☆

こんにちは。
今回は「直撃!!スーダンでの看護教育!!〜第2弾〜」と称して、
今日は看護学部生の実習先病院についてレポートしたいと思います。

日本の看護大学では3学年に実習が組まれており、ご存知の通り学生やインターンの教育病院としての機能を有している大学病院で実習するパターンが多いかと思います。スーダンでも同様、3学年から実習が始まるようで、セクションや期間などに関して大きな差はないようです。
今回「日本とスーダンの看護教育の共通点・相違点」について、ハルツーム大学看護学部でプレゼンテーションを依頼されていますので、図々しくもハルツーム大学看護学部実習受け入れ病院の一つであるSabah teaching hospitalに自主見学に行って来ました(笑) と言っても、ちゃんと入り口で許可を得た上で入っているのでご心配なく!

入り口からまっすぐ進み、検査棟と実習生控え室の間を抜けると中庭に出ます。
DSCN4839
今回は特別に内部の写真を撮らせていただいたので、遠方からになり詳細は見づらいかと思いますがご了承ください。

よく見ていただくと、中庭のベンチに腰掛けている人が見えるかと思います。
この病院には診察棟・検査棟・入院棟・手術棟・化学療法棟があり、入院患者の家族や診察待ちの患者さんが利用されているようです。中庭の奥には売店もあり、日本の病院とあまり大きな差はないような気がします。
中庭で薬理学科の教員と出会いお話を伺っっていたところ、看護学生控え室に学生がいるとのことで案内してもらうことができました!
DSCN4840
中に入るとご覧の通り、学生さんは食事中でした!
Tahaniaというピーナッツペーストをコッペパンでディップして食べていました。
スーダン人はどんな時でもおもてなしをしてくれます。
例によって私もごちそうにあずかりました!
ピーナッツクリームをもっと煎ったような、ちょっとパサパサしてますが素朴な甘さで
とっても美味しかったです。
彼女たちは今日は実習はないようで、この後は学部に戻って勉強すると言っていました。

とまぁ、実習生控え室に実習とは関係ない学生がいたりと、日本では考えられないようなことですが、スーダンではよく見かけますので、あまり気にせず…

私もこの後博士課程のクラスがあったため長居はできませんでしたが、後から聞いたところ、ハルツーム大学ではこのSabah Teaching Hospital以外にもいくつかの病院と実習先として提携しているそうです。スーダンでは全体的に病院側の学生実習受け入れがとてもいいようで、付属病院等関係なく実習できるそうです。

ちなみにSabah Teaching Hospitalの看護部長さんは、現在大学の博士課程の学生さんでもあります!後日、院内も見学させてくださるとのことですので、その際は第3弾としてレポートしたいと思います。

では、今回はこの辺で!

see you next time!

えぎ