特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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日本2026.08.04

令和8年熊本地震を受け、被災地でのニーズ調査と患者搬送支援を実施しました

7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、熊本県内で最大震度7を観測しました。

地震により、建物の倒壊やライフラインの寸断、停電などの被害が発生し、多くの方々が避難生活を余儀なくされています。

被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

認定NPO法人ロシナンテスは、災害連携協定を結んでいる特定非営利活動法人 災害人道医療支援会(HuMA)とともに、発災翌日の7月29日から熊本県内に入り、被災状況や医療・保健ニーズの調査、患者搬送の支援を行いました。

発災翌日に被災地へ

7月29日、ロシナンテス理事長の川原らは、HuMAの救命救急士2名と合流し、計4名で被災地へ向かいました。

被災地での活動にあたり、一般社団法人日本RV協会(JRVA)さまのご協力により、キャンピングカー2台をお貸しいただきました。キャンピングカーは、令和7年6月1日から始まった、内閣府の災害対応車両登録制度 において車両登録されている、災害対応車両です。29日にまず1台をお借りし、その後、HuMAから追加車両の要請を受け、翌30日にもう1台ご提供いただきました。

キャンピングカーをお貸出しいただいた日本RV協会会長の荒木さまと(写真中央)

一行は、震度6強を観測し、大きな被害を受けた熊本県八代市へ向かいました。八代市災害対策本部で現地の災害対応状況について情報共有を受けた後、市内にあるJCHO熊本総合病院を訪問。病院関係者と、翌日以降の患者搬送体制や避難所における巡回診療について協議しました。

被災地域では、患者搬送に使用できる車両が不足していたことから、今回お貸しいただいたキャンピングカーを患者搬送に活用することとなりました。

JCHO熊本総合病院を訪問し、患者搬送体制について協議する理事長川原

キャンピングカーで患者3名を搬送

7月30日、ロシナンテスはJCHO熊本総合病院を拠点に、患者搬送の支援を行いました。

同院で診療を継続することが難しい患者さん3名を、キャンピングカーで熊本市内の熊本大学病院、済生会熊本病院へ搬送しました。

キャンピングカーは車内に一定のスペースがあり、患者さんが横になった状態で移動できることから、今回の搬送に活用することができました。また、搬送以外の時間には、現地で活動する支援スタッフの宿泊場所としても活用されました。

患者搬送に使用したキャンピングカー

避難所や高齢者施設でニーズを調査

一方HuMAの医療チームは、八代市の保健師の皆さまとともに、避難所や高齢者施設を巡回しました。

八代市の周辺地域を中心に、被災された方々の健康状態を確認するとともに、現地で必要とされている医療・保健支援について調査・活動を行っています。

現地に入り、打ち合わせを行うHuMAスタッフ

またキャンピングカーは、患者搬送での役目を終えた後、HuMAのスタッフが避難所や施設を巡回する際の移動に使用されています。

現地では、避難所や施設の一部をお借りして診療や利用者の方々の介助を行っているため、スタッフが休憩やミーティングをする場所を確保できない場合も多くあります。また、巡回先にはトイレを使用できない施設もあります。そのため、キャンピングカーを休憩やミーティングの場所、トイレとして活用することで、暑さの厳しい時期にも、活動しやすい環境を確保することができています。

急なお願いにもかかわらず、キャンピングカー2台を無償でお貸しくださった日本RV協会ならびに関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

今後の支援について

ロシナンテス理事長 川原らは、2日間にわたる現地での調査と患者搬送支援を終え、7月30日に熊本を離れました。

一方HuMAは引き続き現地で、避難所や福祉施設を巡回し、被災状況や医療・保健ニーズを確認しながら活動を継続しています。

ロシナンテスは今後もHuMAと情報を共有し、現地の状況や要請に応じて、必要な後方支援を行ってまいります。

被災された皆さまが一日も早く安心した生活を取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。

一般社団法人日本RV協会(JRVA)とは

日本RV協会は、キャンピングカーに関連する企業で構成された組織です。
「くるま旅」と「車中泊」という文化を創出し、「日本にキャンピングカーというカルチャー」を根付かせることを目指しています。
今、キャンピングカーの使用目的は多岐にわたり、災害時における災害指令者や医療介護者、簡易宿泊所、移動可能な避難シェルターなど、様々な活用をされています。実際に令和6年能登半島地震や東日本大震災の際もキャンピングカーを利用した支援活動が行われました。
https://www.jrva.com/

特定非営利活動法人 災害人道医療支援会(HuMA)とは

国内外の大規模災害時に医療チームを派遣するとともに、災害医療に携わる人材の教育・研修などを行う団体です。ロシナンテスとは、令和6年能登半島地震、能登豪雨災害の際にも連携して支援活動を行いました。
▼HuMAの支援活動の最新情報はこちら
https://huma.or.jp/activity/2026kumamoto/