特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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巡回診療2015.04.10

テクニカルアグリーメントまで・・・もう少し!?

いつも、ロシナンテスをご支援いただきありがとうございます。

以前少し書いたように、

先日ロシナンテス事務所にHAC(スーダンでのNGOの活動を管理する所)から

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人視察に来られ、

モバイルクリニック事業の説明を行いました。

その後、

フィールドに出て巡回診療を行っている現場を実際見てみたいという

希望があったため、

先日案内へ行ってきました。

いつもの通り、村長とのミーティングや巡回診療チームへの連絡をしてくれたのは

シャルガニール保健省のモハメド・ユニスです。


さて、2日間にかけて行われた
HACの視察ですが、

セレリア・アラハンダ・ワドシュエインとまわってきました。

写真撮影禁止と言われた時は、

「どんな厳しい視察なの!?」

とインティサールと話していたのですが、

移動中の車の中はモハメド・ユニスとターハのおかげで和気あいあいでした。

IMG_20141117_0001 (800x767)
下から、セレリア・アラハンダ・ワドシュエインです。

村ではロシナンテスが開催したワークショップに参加した助産師さんと

面談をしたり、

村の村長さんをはじめ村人にモバイルクリニックが

医療サービスを提供する前と後で

どのような変化があったか、など細かい質問がされました。


村人たちが

「はじめは、外部から来た人たちに不信感を持っていたけど、
 ヘルスプロモーションの後に村人の健康への意識が変化して、
 モバイルクリニックの案内放送を聞いたら自主的に
患者さんが集まるようになった」

「毎回同じメンバーが来ることで、
モバイルクリニックチームと村人とちゃんと信頼関係ができている」


など、具体例を挙げて活動の評価をしてくれた事、


また


「モバイルクリニックが診療を終えて荷物を全てまとめ終えた後に、

 患者が来ても嫌な顔せずにもう一度荷物を広げて診察してくれた」

など

嬉しいコメントを聞く事も出来ました。

また、この視察の途中で

昨年12月に予定していた健康教育の際に事故にあわれた、

村長さんの所にも立ち寄り、元気な姿が確認できて良かったです。

 

巡回診療事業
田中 香子